九州電力(福岡市)は四日、二酸化炭素(CO2)削減効果が期待される電気自動車向けの普及型の急速充電スタンドと持ち運びできる急速充電器の二点と、電源がない工事現場などを想定したリチウムイオン電池方式のポータブル電源の計三点を新たに開発した、と発表した。
充電スタンドは液晶パネルを利用した操作部分を大幅に小型化し、充電時間は従来型より約五分短縮して二十分程度と機能面も改良。充電スタンドがない場所で使用する持ち運び型充電器は、主に工場などにある二百ボルト電源(三相型)を使い、約八十分で充電できる。九電総合研究所は「充電スタンドはかなり理想に近づいており、実証実験に移りたい」としている。
また、ポータブル電源器は同社独自開発のリチウムイオン電池を使用。家庭用百ボルト電源で約八時間充電し、一キロワット時の出力を実現した。同社は現在使用中の電気自動車と、新開発の急速充電スタンド、ポータブル電源を、福岡市で七日開幕する「福岡モーターショー2007」に出展する。