7日開幕した「福岡モーターショー2007」のマリンメッセ福岡会場(福岡市博多区)では、水素や電気をエネルギーとする次世代燃料車の試乗会も始まった。10日までの期間中、専任ドライバーの運転で会場周辺約1.5キロを走る。無料。
会場には、国内外メーカー10社が開発した有害ガスを出さない「エコカー」8台を用意。
水素を使う燃料電池自動車「HydroGen3」(米ゼネラル・モーターズ)と、電気自動車「i MiEV」(九州電力・三菱自動車)に試乗した北九州市の看護師増田博子さん(28)は「音が静かで乗り心地もよかった。ガソリン代は上がる一方だし、こんな車なら私も欲しい」。
唯一の大型車で、愛知県などで運行もされている燃料電池バス「FCHV‐BUS」(トヨタ自動車・日野自動車)に乗った西鉄バス宗像の運転手有山直樹さん(45)は「すごく加速がスムーズ。これなら、バス停から再発進するとき後続車に迷惑をかけないでしょう」と話していた。
この試乗会は、経済産業省の水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)の一環。運営する日本自動車研究所(JARI)の岩瀬孝邦さん(41)は「そろえた8台は地方開催のショーでは最多。九州の人にもっと、次世代の車のことを知ってほしい」と話した。