福岡市で開催中の「福岡モーターショー2007」の会場を訪れた日本自動車工業会長の張富士夫トヨタ自動車会長は八日、西日本新聞の取材に応じ「モーターショーは、九州の自動車産業にいろんな意味で波及効果をもたらすはずだ」と期待した。
九州初の本格的モーターショーが開かれたことに、張会長は「部品メーカーとカーメーカーのコミュニケーションの場にもなるはず」と、地場企業の自動車産業への参入促進効果を期待。「学生が自動車産業に関心を持つきっかけにもなる」と人材確保面での利点も強調した。
また、トヨタグループとしての九州戦略を「中国や東南アジアに対し、どういう親工場とするかを考え、設備投資しなくてはいけない」と指摘。トヨタ九州(福岡県宮若市)が新設する設計・開発拠点については「今後、どれだけ人材が集まり、大きくなるか興味がある」などと話した。