福岡市の外郭団体で、産官学が連携して情報技術(IT)の研究開発を進めている財団法人九州システム情報技術研究所(同市早良区)は31日、自動車の電子制御装置(ECU)の研究をする「カーエレクトロニクス・プロジェクト推進室」を新設すると発表した。北部九州の自動車産業を後押しするため、車の設計や開発の研究拠点化を目指すという。
推進室は5日に設置。室長には、九州大学大学院システム情報科学研究院の村上和彰教授が就き、計8人の研究員で構成する。
同研究所は、エンジンやブレーキ、オーディオなど自動車の電子化が年々進んでいることに対応するため、自動車メーカー(今月末に決定)と連携し、新設する推進室で新たなECUの開発や共通化を研究。車の高性能化やコストダウンにつなげていく方針。
同研究所は、5日午後2時から「ふくおか自動車テクノロジーセミナー」を同市早良区の福岡SRPセンタービルで開き、具体的な活動内容を発表する。