九州工業大情報工学部(福岡県飯塚市)と財団法人・日本自動車研究所(茨城県つくば市)は1日、自動車開発に関する共同研究や人材育成を進めるため、包括連携協定を結んだ。同研究所が大学の一学部と協定を結ぶのは初めて。
両者はこれまでも、画像処理技術を活用した自動車の安全センサーの共同研究を行ってきたが、エネルギーや環境、車両工学など幅広い分野で連携し、研究レベル向上を図ることにした。
国際競争が激化する中、高度な知識を持った研究者を養成し、北部九州の自動車産業振興にも貢献したい考え。協定締結により今後、教職員・研究者の相互交流や学生のインターンシップ、研究データの交換などの事業を実施していくという。
福岡県庁であった協定書の締結式で、田中和博・同学部長は「北部九州の自動車産業発展のため微力を尽くしたい」と話し、小林敏雄・同研究所長も「お互いの潜在能力を結び付けることで高い成果を生み出せる」と期待感を示した。