トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が13日発表した2007年9月中間決算(単体)は、売上高が3年連続の増収で過去最高だったが、2005年以降の設備投資の減価償却費がかさんで経常利益、純利益とも2年ぶりの減益だった。
販売台数も過去最高を記録し、20万3569台。宮田工場(宮若市)第二工場で生産する高級車レクサス「IS」「ES」「RX」の、北米など海外向け輸出が前年に引き続き好調だった。
しかし、05年に建設した苅田工場(福岡県苅田町)や宮田工場第二工場の減価償却費が利益を圧迫。営業利益も前年同期比20・2%減の69億500万円だった。
車種別の販売台数や減価償却費の金額は「公表しない」(同社総務・広報室)とした。
通期では、売上高約1兆円を見込む。達成すれば、九州に本社を置く企業では、九州電力(福岡市)に次ぐ1兆円企業。経常利益と純利益は、減価償却費の影響で減益の見通し。
親会社のトヨタ自動車が今月7日発表した同中間連結決算は、海外全地域での販売が好調で売上高が過去最高の13兆122億円となり、中間期で初めて世界の自動車メーカーのトップに立った。