●来年から県自動車関連企業会
官民でつくる県自動車関連企業会(岡本勝美会長)は来年1月、ダイハツ九州で生産管理を担当する次長級社員を技術アドバイザーに起用することを明らかにした。昨年4月から日産自動車九州工場のOBを生産技術担当の技術アドバイザーに委嘱しており、生産の管理、技術の両面から自動車関連産業への地場企業の参入を強く後押しする。
トヨタ自動車の子会社であるダイハツでは、在庫を切り詰め、無駄を省くトヨタ方式が浸透している。このため、ダイハツ九州の次長級社員は、企業会の会員企業を回り、トヨタ方式による効率的な生産管理を助言する。当面の任期は来年3月末までで、4月以降は年度ごとに更新する。
同企業会によると、会員企業111社のうち、82社が自動車関連産業に参入しているものの、継続的に取引をしているのは46社にとどまっている。自動車メーカーは輸送コスト面などから地元での部品調達率を高めることを希望しており、県内企業の参入を支援することにした。
福岡県では、自動車産業参入アドバイザーとして、自動車メーカーの現役社員と関連企業を含めたOBの計6人が地場中小企業を回っている。