ダイハツ九州(大分県中津市)の第二工場が12月19日に本格稼働することが15日、分かった。関係者が明らかにした。第一工場と合わせた同社の生産能力は年間46万台に倍増。同社は最終的に50万台体制を目指す考えで、北部九州で官民が目指す年産150万台体制に弾みがつくとともに、北部九州の拠点性が一層高まることになる。
第二工場はすでに試験操業をしているが、12月19日に関係者を集めたしゅん工式を現地で開き、本格稼働を披露する。
第二工場は第一工場北側に隣接する敷地約50万平方メートルに建設。延べ床面積は5万平方メートル。投資額は235億円。生産する軽自動車は当面、1車種、年間12万台でスタートする。従業員は当初600人だが、年23万台とフル生産体制になる2009年には1500人規模とする方針。第一工場と合わせて3600人体制になる見通し。
親会社のダイハツ工業(大阪府池田市)が福岡県久留米市田主丸町に建設中のエンジン工場が08年夏に稼働。ダイハツ九州向けにエンジン(排気量660CC)を年20万基生産する計画で、ダイハツ九州の増産分に対応する。
ダイハツ九州は、国内外のダイハツグループで最大の生産拠点となる。東迫旦洋(あきひろ)社長は「スモールカーで世界一の工場にしたい」としている。