新型ムラーノのオフライン式に出席したカルロス・ゴーン社長(左)と九州工場の従業員=23日正午すぎ、福岡県苅田町
日産自動車は23日、国内最大の生産拠点である九州工場(福岡県苅田町)で、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ムラーノ」の新型車のオフライン(出荷)式を行った。式典にはカルロス・ゴーン社長が出席した。
初代ムラーノは2002年に九州工場で生産を開始し、累計で世界百30カ国に約50万台を販売した。二代目となる新型ムラーノは排気量3.5リットルで、来年1月から北米で販売する。
式典で、ゴーン社長は約千人の従業員を前に「団結力があり、職人芸に定評がある九州工場を信頼し、日産の未来を担う車を生産していく」と日本語で語った。従業員は「ムラーノを世界一の車にするため頑張ろう」と気勢を上げた。
また、ゴーン社長は九州工場について「中核となる生産拠点で、下期は年53万台の生産能力をフル稼働させる」と述べた。ムラーノの生産体制を4カ月で軌道に乗せたことを評価し「九州工場では、単にゴールを目指すだけでなく、社員がそれを超えようとする意志がある」と語った。