●九州大学大学院芸術工学研究員教授 石井 明さん(56)
子ども時代、父からプレゼントされたおもちゃのレーシングカーの「美」に感動し、カーデザイナーになる決心をしました。大学を卒業して、マツダで空力デザインなどを担当した後、スーパーカーのデザインなどで知られる、イタリアのジュージアーロ氏率いる「イタルデザイン社」に入社。その下で10年余り働きました。
ジュージアーロ氏の教えで忘れられないのは「スポーツカーはカッティーバ(悪ガキ)であれ」という言葉。これからの車は「環境」を意識しなければ生き残れない。その一方、機能優先でデザインや走りがもたらす「官能性」が失われれば、車が与えてくれる人生の喜びは半減してしまうでしょう。
モーターショーではフェラーリやランボルギーニなどのイタリア車のデザインを実車で紹介するコーナーがあり、私が手がけたスーパーカーも展示されます。あなたの心をつかむのは環境に優しい「良い子」か。それとも奔放な魅力の「悪ガキ」か。もう一つのジュージアーロ氏の教え「リベルティ(自由に楽しむ)」の精神で来場を。
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12月7日から始まる「福岡モーターショー2007」の見どころを、車マニア3人に語ってもらった。