NEWS by 福岡自動車博覧会

組み込みソフト技術者養成 産学官で連携講座 福岡で開講
2007-11-28 西日本新聞

 福岡県などが出資し、産学官で組織する「福岡システムLSIカレッジ」(福岡市早良区)で27日、組み込みソフトウエア技術者養成講座が開講した。組み込みソフトは、携帯電話や家電、自動車などに搭載された小さなコンピューター(マイコン)に、さまざまな機能を組み込む技術で、自動車関連産業の誘致に力を入れる同県の動きを受け、同カレッジが初めて専門コースを設けた。

 講座には九州各地の企業から技術者や経営者ら約100人が参加。講義初日のこの日は、九州大大学院システム情報科学研究院の福田晃教授が「組み込みソフトウエア産業の概要」と題して記念講演した。

 福田教授は、データを基に組み込みソフトの市場規模や産業界で使われている分野、技術者数などを説明。「世界の組み込みマイコンの半数近くが日本で製造されているが、技術者は10万人ほど不足している」と指摘した。特にハイテク化が進む自動車業界では、マイコン搭載数も増えるため「組み込みソフト技術者の養成が急務だ」と訴え、受講生も真剣に聞き入っていた。

 28日は「組み込みソフトウエア入門実習」が予定されており、今後は3カ月に一回程度、講座や実習を行う予定。

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