西日本工業大学(坂本正史学長、千五百人)は28日、北九州市小倉北区に地元企業や行政との共同研究の拠点とする「大学院・地域連携センター」を12月12日に着工、2009年4月に開設すると発表した。坂本学長は「自動車産業の定着・発展を目指し、関連地場企業の高度化に貢献したい」と話している。
センター建設は、学校整備に九州で初めてPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式を採用した同市立思永中学校の改築工事に伴い、隣接する遊休状態の市有地(約1040平方メートル)の活用策として計画。地上七階、延べ床面積4700平方メートルにデザイン工房や研究室などを設置する。事業費約8億5000万円。
福岡県苅田町のおばせキャンパスから大学院の一部を移転、社会人対象講義や学外との共同研究を充実させる。近くの小倉キャンパスのデザイン学部(昨年4月開設)と連動し、地図情報システムなどの研究で北部九州に進出が続く自動車産業に寄与する方針だ。
同大はセンター新設に合わせ、来春にも新学科設置を文部科学省に申請する予定。小倉キャンパスの学生は現在の600人から千人規模に膨らむと見込んでいる。