●冒険家 風間深志さん(57)
初心者のときから公道よりもハードな山地をバイクで走ることが好き。一九八五年には、エベレストの標高六千メートル地点までバイクで登り、「人車一体」での高度世界記録を打ち立てました。しかし、三年前に事故に遭い、左足に重い後遺症を抱えてしまいました。
一時は「もうバイクで走れない」と絶望しましたが、バイクをながめているうちに再び冒険心をかき立てられました。懸命なリハビリを続けた結果、再びバイクに乗れるようになりました。
モーターショーでは二輪車のコーナーもあります。風と一体になれる、四輪車では味わえない魅力にあふれた、胸が熱くなるマシンばかり。特に私が見てほしいのはスクーター。爽快(そうかい)感と安全性が高いバランスで実現され、驚きの進化です。
今年、私は大型スクーターで五十二日間かけて、ロシアからポルトガルまで、ユーラシア大陸横断に挑みました。その旅を医学面から考える報告会を、十二月八日午後一時半から福岡市博多区の福岡国際会議場で開きます。私と二輪車のきずなについて語るので、ぜひ聞いてください。